2011/07/30

Letter...

『子宮の詩』

私は子宮です。 

私の唯一の働きは収縮です。
収縮はエネルギーです。 

今、私は妊娠して赤ちゃんを抱えています。

きれいな羊水をいっぱいに満たし
その中に赤ちゃんを浮かべて育てています。


時々はかわいくてたまらず
優しく収縮して抱きしめてしまいます。 
しかし、やがて赤ちゃんとの悲しい別れが来ます。 

お産の時がくると、私は赤ちゃんをこの世に送り出すために 
収縮して子宮口を開きます。 

そしていよいよ赤ちゃんが生まれる時には 
収縮するたびに赤ちゃんの胸を圧迫して呼吸運動を整えます。 

私の不満は、
私の主人であるあなたが、私に『陣痛』という名前をつけて 
嫌な目で見ていることです。

私は何もあなたを苦しめるわけではありません。 
むしろ私と一緒になって赤ちゃんの誕生に力を貸してください。 

いえ、そんなに難しいことではありません。 

私が力いっぱい収縮したら 
『あら、ご苦労さま。お願いね』と言って 
心と身体をリラックスしてくれれば、それで十分です。

そしてゆっくり息を吐いたり、動きたいように動いてみてください。 
それだけ私の仕事ははかどります。 

まあ、妊娠中も時々は私に会いに来てください。 
そして私が抱いている赤ちゃんに会ってくださいね。 

私たちはよい仲間なのですから
さわったり、なでたりしていただくと 
私は本当にうれしいのです。 


それではお産の時にまた会いましょう。
さようなら

FROM, TOKO

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